育毛剤の口コミ評判ランキングは探せばすぐ見つかります。それだけみんなが情報を熱心に探しているのだと言えるでしょう。
実際に、50代以上の男性の半数は脱毛症に悩んでおり、その治療は、アメリカで10億ドル以上の経済効果を生む産業となっています。
日本でも同等の数の男性が悩んでいると推測されます。現在安定した口コミ評判を得ている育毛剤は、飲むタイプの物で2種類あります。
経口による薬物治療が積極的に行われるようになったのはここ20年ほどの間のことで、実際に毛が生えてきたという意見も多く、医学的にも確かな効果が確認されています。
ひとつはプロペシア、もうひとつはアボダートと言う名前で、どちらももともとは前立腺肥大のために開発された薬でした。プロペシアはフィナステリドという成分が、アボダートはディタステライドという成分が主成分ですが、どちらも原理は同じで、簡単に言えば、抗男性ホルモン薬となります。
それぞれの主成分が、男性型脱毛症の原因となるジヒドロテストステロン（DHT）の生成を抑えるために、その元となる5アルファリダクターゼを阻害します。
ジヒドロテストステロンの元となるテストステロンは、そのままだと無害なのですが、5アルファリダクターゼと反応することで有害になるからです。
阻害できる5アルファリダクターゼの型は、アボダートの方が多く、プロペシアは2型のみを抑制する効果を持っています。実験によればプロペシアは55％のジヒドロテストステロンの活性を抑えるそうです。
これらの薬は、妊娠中の女性が服用すると胎児に奇形をもたらす可能性がかなり高いため、念のため、手の触れないところに保管することが大事です。
従来の頭皮に塗るタイプの育毛剤で、評判が良いのは、やはりよく聞く名前の物が多くみられます。例えば、ロゲインやリアップです。
ロゲインの主成分のミノキシジルは、もともと血管拡張薬であり、高血圧の治療に使われていました。実際に服用している患者に、副作用として毛髪が早く伸びたり、脱毛が改善されたりする特徴がみられ、1980年代に育毛剤として販売されるようになりました。
長い歴史を持つ育毛剤だけに、現在でも評判の良い定番のひとつです。実際に、男女ともに数ヶ月で25%の毛髪の成長が確認できると医学的に認められているそうです。
リアップは、日本で最初に承認された男性型脱毛症のための治療薬です。主成分はロゲインと同じミノキシジルで、国内で高い評判を誇る育毛剤の代表格となっています。
続いて、女性向け育毛剤の口コミ評判を探している人はいないでしょうか。女性と男性の育毛剤は、昔はほとんど変わらず、パッケージだけが違うという特徴がありましたが、現在は先に述べたとおり、男性向け育毛剤はいかに男性型脱毛症を解決するかというところに焦点が絞られており、女性向け育毛剤とは根本的なところから方向性が違うどころか、経口タイプの育毛剤に関しては、女性が口にしない方が良いと言うところにまで来ています。
男性が求めている育毛剤と、女性が必要としているものが違うと言うことをまず押さえておいた方が良いでしょう。女性の髪に必要なのは、頭皮の保湿と足りない栄養分です。
どちらかというと、基礎化粧品に近い効果が期待できる育毛剤の方が、女性からの評判は良いようです。まずは自分の身体に合う物を探すことから始めた方が良いでしょう。
そして根気よくずっと使い続けることが重要です。