ワインの健康効果

まず、生活習慣病などからくる体内の悪玉コレステロール「活性酸素」は、動脈硬化をまねき、 血管や心臓に対し負担を大きく損ないガンの原因となります。女性の気になる肌のシミやシワにも大きく作用します。
そこでワインの登場 ワインには、ミネラル、ビタミン、ポリフェノール、が含まれており体内の抗酸化作用(赤ワインに多く含まれる)、 殺菌作用(白ワインに多く含まれる)、血圧降下(カリウムによる)、抗ガン(レスベラトロール)作用等、多くの健康効果 が期待できます。
また、人体に他食品の栄養分が30%から40%しか吸収されないに対し、ワインに含まれている成分100%が人体に吸収されると 言われています。そんなところから、これは健康効果を望むに値する飲み物ではとおもわれます。


ワインに含まれるミネラルについて

ワインに含まれるミネラルにはマグネシウムとカリウムがあります。
マグネシウムには、脳細胞の活性化に良いとされアルツハイマー予防に効果が期待されます。
<ここでアルツハイマーについて>
アルツハイマーは体内にアルミニウムが入ることが原因との説があります。 しかし、マグネシウムとカルシウムが体内にあるとアルミニウムが入らないと言われており、 ここでワインとチーズの関係が成立しますね。 ワインのマグネシウムとチーズのカルシウムを摂取すると、アルツハイマー予防に大きく期待されます。 またマグネシウムは血液をサラサラにします。
カリウムには、体内のナトリウムと結合し塩分を減少、高血圧予防に血圧降下効果が期待されます。


             

ワインに含まれるポリフェノールについて

赤ワインに多く含まれるポリフェノールにはアントシアニン/カテキン/クルクミン/があります。
脂肪摂取量が多いにもかかわらずフランス人が動脈硬化になりにくいといわれているのは それは、ワインに含まれるポリフェノールの抗酸化作用によるものとおもわれます。 そこで、ポリフェノールを一番多く含むワインをご紹介!マディランというワインでタナ種というブドウを使用しています。 イギリスの科学誌でも紹介されたこの品種に多くポリフェノールが含まれるということが分かっております。 赤ワインの中でもっとも心筋梗塞や狭心症の予防効果が期待できる品種でポリフェノール類のうちでも、 ブドウの種に含まれる「オリゴメリック・ポロシアニジン(OPC)」の量がもっとも多いためだそうです。(一部日経2006.12.4掲載記事より) そして優れた酸化抑制力のあるものといえます。
ぶどうの中に含まれる成分レスベラトロール(ポリフェノールの一種)があります。
レスベラトロールについて
ワインの醗酵過程で倍加されレスベラトロールといわれる成分が生成されます。 このレスベラトロールは抗がん作用に効果的成分であることが研究発表で分かっております。 ちなみに、血管を拡張するニトログリセリンは副作用があるようですが、レスベラトロールは副作用が無く他のポリフェノールと 相俟ってDNAを保護し酸化から守ります。現在ガン治療薬として研究開発が進められているようですね。
ワインには細胞の再生には欠かせない成分プロアントシアニジンがあります。 これはぶどうの種にあり、赤ワインやシールドオイルに多く含まれているようです。 ビタミンCの50倍の抗酸化作用があります。

高級ワインの優れた健康効果

高級ワイン=ヴィンテージワイン(長期貯蔵ワイン)には、高品質のアミノ酸が発生します。
このアミノ酸は糖尿病予防に優れた健康効果があるといわれています。
高品質のアミノ酸とポリフェノールの相乗効果が期待できそうですね!


さて白ワインについて

白ワインには、殺菌作用があり赤痢菌、サルモネラ菌、大腸菌などに対する抗菌力が強く赤ワインより有機酸が多く含まれています。 したがって腸内細菌のバランスを整えるのに役立ち食中毒菌に有効です。
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健康効果にワインの話 まとめ
ワインは、血液をサラサラにし、動脈硬化や高血圧予防、心筋梗塞や狭心症の予防、糖尿病予防、 抗がん作用に効果的成分などがあり、ワインとチーズでアルツハイマー予防にもなり抗酸化作用で老化減少で体を若く保ってくれます。 ポリフェノールが一番多い野菜に比べ赤ワインは20倍以上の効果 があると言われています。 健康効果が期待できますが、ワイングラスに1〜2杯位で十分効果がありますので一気に飲みすぎないようご注意ください。 少しずつ続けていかれるのが理想的ですね。ではご自身に合った理想的ワインとの出会いに乾杯。

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