圧力鍋の選び方とブランド
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圧力鍋の選び方の基本として1)ご自身の用途にあった大きさを選びましょう。一人暮らしか?二人、三人、四人、と人数によりまた、料理の内容にも大きさは異なってきます。その辺を加味し選びましょう。また、お米を炊く方には、目安 4.5Lの鍋で4合、6L鍋で6合とお考えください。
◇圧力鍋の大きさ: 【6.0L】 【4.5L】 【3.5L】 【2.5L(一人用)】
◇圧力鍋のブランド: WMF(ドイツ)/フィスラー(ドイツ)/T−FAL(フランス)/平和/シラルガン(ドイツ)/
ラゴスティナー(イタリア)/ワンダーシェフ(日本)/ビタクラフト(アメリカ)/シェフドフランス
((株)ドウシシャ)/日本タッパーウェア/ナショナルなどです。
◇圧力鍋の素材 : アルミ=温まりやすく冷めやすい。(比較的低価格だが、他素材と比べ長持ちしません)
ステンレス=温まりにくく冷めにくい。(大抵のブランドがこの素材が多いです。ただ重量が
あるのが欠点かな?)が近年アルミとステンレスの合金になって三層構造のものがあります
ので少しでも重量の軽いところがポイントですね。
◇圧力鍋の圧力 : 圧力鍋の圧力には、高圧だけのイメージがありますが、低圧と高圧の2段階調節できるも
のもあります。高圧は、時間がかかるものなどに、低圧は、葉類の野菜系で、ビタミンの流
出しやすいものにと使い分けできます。ので、高圧、低圧の調整できるものをおすすめいた
します。(料理のバリエーションが広がりますしね (^―^))
◇圧力鍋の消耗品 : ゴム状のパッキンです。これは圧力鍋の使い方にもよりますが、毎日使ったとして
約1〜2年位で交換の目安にしてください。このパッキンが必要になった時購入できる
信頼できるブランドの圧力鍋を選びましょう。
圧力鍋は10年20年の歳月使用できるものですので、将来、IHの予定があれば電磁調理器(IH)に対応できるものをおすすめいたします。チエックポイントです。
圧力鍋の特徴
圧力鍋の特徴として、圧力鍋の内部の温度は 鍋の種類により差異がありますが、約2気圧で120度性能の良いものでは2.45気圧で128度になります。この高温により調理時間は3分の1から4分の1になり例えば、刻みキャベツは1分、小から中サイズのじゃがいもは約5分、丸ごとの鶏肉は25分以下となり長時間の蒸し煮、とろ火での煮込みの効果を短い時間でできてしまいます。
加熱時間が少なくて済むため、大きな食材によく火を通しても煮くずれがおきにくい利点もあり特徴と言えるでしょう。
また、一般の鍋で煮るよりも少量の水で調理できるため、食材に含まれる水溶性の栄養成分を食材外に流出させにくいといった優れものです。
圧力鍋を用いた調理は基本的に、1)加熱、2)加圧、3)蒸らし、4)減圧の、計4つの段階があります。
1)加熱して圧力調整用の錘が蒸気で動き始めるまでの時間が加熱時間
2)そのあとやや火力を絞って、圧力をかけ続けるのを加圧時間
3)加熱を終えて放置するのを蒸らし時間、と言われています。
そして最後の工程が圧力調整弁の錘を外すなどして、4)圧力を逃がす減圧作業となります。
通常これら4つの工程を足したものが調理時間とされ、キッチンタイマーなどで計りながら調理を進めていくことになりますね。