海苔は高品質のたんぱく質の量が多く、「海の大豆、海の肉」といわれるほどです。そのほかビタミン類もミネラル成分も豊富です。 海苔の栄養成分と海苔の保存方法や湿気た海苔の使い方などのご紹介です!
・食物繊維 = 海苔の33%は食物繊維でできていて便秘防止効果にもなり、血中コレステロール値低下や、成人病予防に効果的で
抗癌作用などにも期待できます。ゴボウの約7倍
< ビタミン >
ビタミンA = 目や粘膜などの機能が正常に働くために必要です。ニンジンの3倍
ビタミンC = 海苔に含まれるビタミンCは、熱にも強いため、焼いても栄養素が壊れません。ストレス解消 美肌効果、風邪予防に効果
的です。レモンの2倍
ビタミンB1、B2 = ビタミンB群は糖質をエネルギーに変え疲労回復に効果的です。
ビタミンB6、B12、葉酸、パントテン酸 など
< ミネラル >
鉄分 = 貧血予防などに効果があり、レバーが苦手な方には是非おすすめです。(ほうれん草1分けくらいと同様に含まれています)
カルシウム = 骨粗鬆症予防、イライラ防止など に(海苔2枚でたまご5個のカルシウム量が含まれています)
タウリン = 悪玉コレステロール排除、高血圧抑制効果、成人病予防などに効果が期待できます
ナトリウム、ヨウ素、など主要ミネラル
海苔は、湿気に最も敏感です。
そんな海苔の風味や鮮度を落とさないためにも保存方法の工夫を考えていきましょう。
基本的に海苔は、低温、低湿度で保存すると栄養分の損失や食感などほとんど変わりません。
★乾燥剤を入れチャック付きの密封袋で保存。(できるだけ酸素は無いほうが良いです)
★タッパーのような密閉容器で遮光ができればOKです。
★冷蔵庫あるいは冷凍庫に保存しましょう。(低温ほど品質が安定します)
★光が当たらない容器に入れましょう。
ここで注意点:密閉できる袋に入れた上で缶による保存はOKですが、基本 缶は、通気性がありますので保存には適さないためNGです。
小出しに出来る束物の海苔についても通気性のある袋ですので、そのままにしますと湿気ってしまいます。
一般には、火にあぶるなどありますが、吸い物、味噌汁などに細かく裂いて入れてみましょう。
また、鍋に湿った海苔と調味料(醤油・みりん・砂糖)を入れ、中火でゆっくり水気がなくなるまで煮詰めると
海苔の佃煮も作れます。
湿った海苔の量が少ない場合は、電子レンジでできます。
例)焼のり4枚に対し醤油30cc・みりん20cc・水10cc を加えてラップをしないで
電子レンジで1分半加熱で出来上がり 海苔はちぎってください。