トイカメラとは

トイカメラとは、本体・レンズ等全体を構成する素材がほとんどプラスチック等から作られ、組立の構成が比較的簡単な箱型で、お手ごろ価格のカメラです。多くのトイカメラは、フィルムに135判(ライカ判)を使用しますが、120判(ブローニー判)やインスタントフィルムを使用するものもあるそうです。
トイカメラは、もともとは大衆的に広く使われるようにと、安価な素材で簡素化されて作られたため、 同じ種類の型でも写りが異なるなど品質にばらつきが多くみられ、撮影すると現実とかけ離れた写真となることも多々あるようで しかし、皮肉なことに国際的なカルト的人気を高め、トイカメラの写真はアートと報道の分野で数多くの賞を勝ち取り、トイカメラの愛好者やプロのカメラマンや芸術家などに人気に拍車がかかり強く支持されています。


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ライカ判とは?

ライカ判とは、 フィルムカメラで標準となっている35mm判のことで、画面サイズは24×36mm。 ライカ(ドイツのカメラ社「旧エルンスト・ライツ社」)が最初にシネサイズの18×24mm判の2コマ分を1コマとして使ったことに由来してます。

ブローニー判とは?

ブローニー判とは、日本でのみの呼び名(和製英語)のようで、アメリカでは、ブローニー判フイルムと言っても通用しないようです。 元々ブローニーはコダックのカメラブランドで日本に最初に紹介されたブローニーシリーズのカメラが120フィルムを使用したことから このように呼ばれるようになったようです。

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トイカメラの中判カメラ(中型カメラ)

中判カメラ(中型カメラ)が120サイズフィルムまたは220サイズフイルムを用い6×4.5cm判、6×6cm判、6×7cm判、6×8cm判、 6×9cm判、6×12cm判、6×17cm判等各種のフォーマットがあります。 トイカメラで有名なホルガも120フイルムを用います。この120フイルム=120判=日本ではブローニー判=中判なのです。 これらは中判として現在でも一定の需要があるようです。


トイカメラの種類

★HOLGA(ホルガ)=中国製の安価な中判の箱形カメラで、ホルガの語源は広東語の「好光(ホウグォン)」(とても明るい)である。
      120シリーズは7種類、135シリーズは3種類あり、トンネル効果を擬似的に再現、写真の周りが暗くできたりピンホールもある、
      あと、POLGASUN4(インスタントフィルムを使用するフィルムバック)
★LOMO(ロモ)=ロシアの光学機器メーカー レニングラード光学器械合同によって製造されるカメラ製品のブランドで
            2008年現在ではトイカメラのブランドとして認知されている。
      LC-A /LC-A+ (一般的に「ロモ」と呼ばれている機種 )/SMENA 8M(CMEHA 8M) … 通称スメハチ
      Lomo Fisheye(ロモ フィッシュアイ):魚眼レンズ搭載カメラで脅威の視野角170度のレンズから写し出される。
★Vivitar(ヴィヴィター)
      Vivitar Ultra Wide&Slim (ヴィヴィター・ウルトラワイド&スリム)=flickrで国内外でも話題になっているトイカメラ。
      フィルムを入れても約100gと軽く、レンズ、ボディ共にプラスティックのチープな造りで、22mmと超広角レンズの面白さ、
      また意外な発色の良さを魅せてくれます。
★TOMY(トミー)=三陽玩具製作所を始まりとする1953年創業の玩具会社トミー
      Xiaostyle
★タカラトミーのTOLNE(発表はされたものの発売中止)
★Superheads のハリネズミカメラ
★Lomography のDiana+
★大創産業のカメラくん

拍車がかかったトイカメラの人気 お手ごろ価格で個性にとんだ芸術写真が取れそうで初心者から上級者まで幅広く楽しめそうですね!

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