結婚費用の平均額
新婚旅行も行く場所と期間によって金額に変化が出てきます。結婚情報誌ゼクシィの調査によると、2007年では全国平均で414万円でした。
仲人へのお礼や結納の会場費はしめて25万ほどにのぼりますが、現在は省かれることも多いですね。多くの人が購入する婚約指輪は35万が平均の金額です。以前は給料の3ヶ月分と言われていましたが、実際は高級ブランド品でなければ、高額を出さなくてもよいものを買うことができます。結婚指輪も同じメーカーやショップで買えば割引特典がある場合もありますので、いろいろ吟味してみましょう。
結婚費用で最も大きいのが挙式・披露宴費用です。これは全国平均で318万円となっています。ホテルの教会で挙式、その後同じホテル内でフルコースの披露宴という一般的な式ですと、だいたいこの金額ですね。
ただ料理のグレードもいろいろありますし、引き出物やフラワーアレンジメントなどもだいぶ金額に幅があります。予算次第でいくらでもゴージャスにできますし、いくらでもリーズナブルになります。
例えば招待状や席次表は自分で作ればぐっと安くなります。写真やビデオも安くあげる方法があります。新婦のドレスはレンタルならリーズナブルになりますが、オートクチュールにすれば当然金額がはねあがります。
同じレンタルでも打ち掛けは少々お高いもので、着付けも高くなります。新婚旅行の費用の平均は53万円になっています。行かないというカップルも多いのですが、行ける場合にはお世話になった方へのお土産も忘れずに買いましょう。
新郎側で発生する結納金ですが、結婚費用として利用されますのでこの内訳には入っていません。両家で400万はかかるという心づもりでいたほうが良いですね。
新生活を始めるための費用も結婚費用にプラスされます。こちらは全国平均で140万となっています。しかし家を買えば数千万にはねあがりますし、どちらかのマンションに入るだけなら引っ越し費用の10万前後で済んでしまいます。
ですので参考程度に捉えておかれると良いでしょう。
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両親からの援助
さて新郎新婦だけでこの費用をまかなっているという訳ではなさそうです。もちろん両家の両親からの援助も大きいですね。
全国平均で70パーセントほど、平均額で244万円の援助を受けています。そして忘れてはならないのがご祝儀ですね。ご祝儀は平均で200万ほど集まることが多いようです。
援助金とご祝儀を合わせれば、新郎新婦が負担しなければならない結婚費用はそんなに大きいものでもなくなります。しかし長い学業期間にも大金を払い続けてくれた両親の負担は大きなものです。
受けられなくてもそれは仕方の無いことですから、自分たちのできる範囲でささやかな結婚式を行えばよいと思います。もし援助を受けられたら、自分の両親だけでなく相手の両親への感謝を忘れてはいけません。
また挙式・披露宴に駆けつけ、お祝いとしてお金を包んでくれるゲストにも感謝の気持ちを忘れないようにしたいですね。たくさんの人の祝福と援助があって結婚したということを忘れずにいれば、きっと幸せな家庭を築いていけると思います。