ワインを買おうとしたものの、その種類の多さにどれを買えばいいのか分からない、という経験はありませんか! ご自身の好みや目的など絞り込みショップ(ワインアドバイザー)やレストラン(ワインソムリエ)では、それを伝えることで求めることができます。
一般的にはワインの美味しさは、ヴィンテージ(その年のワインの美味しさの評価=ブドウの熟し具合)/産地/醸造者/販売者/その他 で決まるといわれておりますが高級なワインが熟成するには最低2,3年はかかります。 ワイン初心者も「ボジョレーヌーボー」の名は耳にしてご存知かと思いますが、ボジョレーというのは、もともとあまり売れていなかったワインなのです。 ヌーボーというのは「新種祭り」という意味で、バレンタインデーやハローウイーンみたいなみんなでワインを飲みましょう!というひとつのイベントなのです。
代表的な産地はフランス、イタリア、スペイン、アメリカ、チリ、アルゼンチン、オーストラリアなどで生産され、
日本では山梨県甲州市が生産量日本一を誇っています。
ここで、フランスの代表的な産地、ワインの産地では有名な「ボルドー」と「ブルゴーニュ」の両者のワインの生産の形式の違いをご紹介しましょう。
★ブルゴーニュでは、ブドウの収穫から醸造、ビン詰めまでを一貫して生産者が行います。
そして、ワインに使われるブドウの種類がピノロワール1種類だけです。
★ボルドーでは、何種類ものブドウを混ぜブドウを作る人とワインを生産する人は違う人になります。
温度は15度くらいで、ビンを寝かせた状態にすること。何故寝かせるのか?それはビンの栓のコルクを湿らせておくことが重要で湿らせておくと空気が入らない、劣化を防ぐことが出来るのです。
<ワインを飲むときの適温etc>
赤ワインで18度、白ワインで12度です。そして、ワインを選ぶことと同じくらい重要とされているワイングラスですが、産地によって適するワイングラスがあるようです。このワイングラスで味が全く変わってしまうことがあります。
分からない時は、ワインを購入するとき、このワインに合ったワイングラスを選んでもらうか。お尋ねください。
そこまで、こだわらなくても良いかもしれませんが、知識として知っておくのもいいかもしれません・・!
さてここで、ワイン初心者のワイン選びですが、好みの問題もありますから、どのワインがよくて、どのワインが悪いとかは一概に言えないですが、一般的には肉料理なら赤ワイン、魚料理なら白ワインです。しかし、自宅にゲストを招いて楽しむときは、やはり軽い白ワインの方が合わせやすいようです。ともあれ、ご自身の好みを知ることですね。赤ワインなら「渋み・コク・果実味」、たとえば、「渋みが少なく、軽やかで、果実味たっぷりの赤ワイン」とか・・ 白ワインなら「甘み、酸味、果実味」たとえば、「ほんのり甘く、酸味が爽やかで、フルーティーな白ワイン」とか・・!ショップではアドバイザーに伝えると選んでもらえますよ。
フランスでは、ワインとチーズこの組み合わせをマリアージュ(結婚)と呼ぶようでとても相性の良い組み合わせです。
選び方としてはワインもチーズも、同じ産地あるいは近い産地のワインとチーズを選ぶのが無難です。
チーズのタイプには、フレッシュチーズ/ウォッシュチーズ/アオカビチーズ/白カビチーズ/セミハードチーズ/ハードチーズなどがあります。
●フレッシュチーズですと「マスカルポーネ、モッツァレラ」おすすめワインは、ガメイ(赤)リースリング(白)ソーヴィニヨン・ブラン(白)
●ウォッシュチーズですと「タレッジオ、リダー」おすすめワインは、シャルドネ(赤) ピノ・ノワール(赤) シラー(赤)
●アオカビチーズですと「ゴルゴンゾーラ、ロックフォール」おすすめワインは、ソーテルヌ(白)
●白カビチーズですと「カマンベール」おすすめワインは、 メルロー(赤)カルベネ・ソーヴィニヨン(赤)
●セミハードチーズですと「ゴーダ」おすすめワインは、ピノ・ノワール(赤)
●ハードチーズですと「ミモレット、パルメザン、エメンタール」おすすめワインは、サンジョベーゼ(赤)メルロー(赤)シャルドネ(白)
などになります。ワイン初心者の方におすすめご参考まで